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2010年9月

耐力壁の最小長さついて

耐力壁の最小長さについてふれたいと思います。

国土交通省告示1540号第5第7号によると、
《外壁の耐力壁線相互の交差する部分には、長さ90cm以上の耐力壁を一以上設けなければならない》とあります。

また、枠組壁工法建築物設計の手引(2007)P.52 には、《交差部以外の耐力壁の必要幅は、その耐力壁の1/3以上とするのが一般的であるが、幅を1/3未満の耐力壁として配置する場合は、「枠組壁工法建築物構造計算指針」を参照し、慎重に検討されたい。》とあります。

そして、枠組壁工法建築物構造計算指針(2007)P.13、P.36 には、耐力壁の条件として《脚長が60cm以上ある無開口壁》ただし、記載されているのは許容応力度計算に関するページです。

一般的に枠組壁工法建築物の壁高さは、H=2450 or H=2750 なので、
2450×1/3≒816
2750×1/3≒916
やはり、90cm以上が良いと思います。

当事務所では、
耐力壁の最小長さを安全性も考慮し、耐力壁の位置に関係無く下記の通りとしています。

二階建などの壁量計算法による場合
90cm以上
三階建などの許容応力度計算による場合
60cm以上(出来る限り900以上とする)

次回も、ツーバイフォー(枠組壁工法)は、国土交通省告示の基準について書きたいと思います。

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暑すぎる体育館

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昨日は、うちの嫁さんの
バレーボールチームの公式戦でした。
私はチームの監督でも有るので、
嫁と一緒に、朝一番から暑い暑い体育館へ…

ここの体育館は写真のように屋根に明かり取りが有るのですが、ここから光が体育館のフロアまで降り注ぐので、気温がドンドン上がるのです、それに眩しい過ぎます。

なので、一般的な体育館よりかなり暑いです。
体育館の機能面でいうと、良く無い設計だと思うんです。

建物に応じた設計って必要だなぁと、一人で実感してました。

あと試合結果は、二位でした。
チームの皆さん、お疲れ様でした。


清原建築設計事務所 清原

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構造図の参考図

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前々から、ホームページ用の参考構造図を作っていたのですが、今日は久しぶりに続きの作成しています。
もうひと息で、縦枠図が完成です。

出来上がりは、 ホームページにて公開予定


清原建築設計事務所 清原

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