構造

耐震診断・改修講習会へ

先日受講した、既存木造住宅の耐震診断・改修講習会の修了考査の結果が届きました。
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無事、履修内容を習得したという事で、受講修了証を頂きました。
これで耐震診断技術者となる事ができました。

現在、自治体で既存木造住宅の耐震診断・耐震補強工事に対して補助制度が有ります。

松原市
藤井寺市
富田林市
柏原市
河内長野市

耐震診断の補助制度を利用するには、その条件が決められていますので、詳細などお知りになりたい方は、お問い合わせ下さい。

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耐力壁の最小長さついて

耐力壁の最小長さについてふれたいと思います。

国土交通省告示1540号第5第7号によると、
《外壁の耐力壁線相互の交差する部分には、長さ90cm以上の耐力壁を一以上設けなければならない》とあります。

また、枠組壁工法建築物設計の手引(2007)P.52 には、《交差部以外の耐力壁の必要幅は、その耐力壁の1/3以上とするのが一般的であるが、幅を1/3未満の耐力壁として配置する場合は、「枠組壁工法建築物構造計算指針」を参照し、慎重に検討されたい。》とあります。

そして、枠組壁工法建築物構造計算指針(2007)P.13、P.36 には、耐力壁の条件として《脚長が60cm以上ある無開口壁》ただし、記載されているのは許容応力度計算に関するページです。

一般的に枠組壁工法建築物の壁高さは、H=2450 or H=2750 なので、
2450×1/3≒816
2750×1/3≒916
やはり、90cm以上が良いと思います。

当事務所では、
耐力壁の最小長さを安全性も考慮し、耐力壁の位置に関係無く下記の通りとしています。

二階建などの壁量計算法による場合
90cm以上
三階建などの許容応力度計算による場合
60cm以上(出来る限り900以上とする)

次回も、ツーバイフォー(枠組壁工法)は、国土交通省告示の基準について書きたいと思います。

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構造図の参考図

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前々から、ホームページ用の参考構造図を作っていたのですが、今日は久しぶりに続きの作成しています。
もうひと息で、縦枠図が完成です。

出来上がりは、 ホームページにて公開予定


清原建築設計事務所 清原

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